清水東関東同窓会 part 1
卒業おめでとうございます!
母校の同窓会のチラシを制作しています。
クラス会ではなく、卒業生であれば学年問わず誰でも参加できるタイプの同窓会の関東版
毎年開催されていて?、今年は39回生という私の学年が幹事を務めます
ちなみに私は伊丹先生と望野先生が同級生です
本来は’20年秋に自分の学年が幹事をする予定だった同窓会はウィルス騒動でキャンセルされました
同窓会は昨年再開され6月に関東版
静岡版は11月にホテルアソシアで行われました
次は関東版で今年、’24の6月に横浜で予定されており、その告知のためのチラシです
大学を卒業する頃には高校時代のつながりは希薄になっていたので
同窓会といわれてもあまりピンと来ませんでしたが
’20 正月、招集がかかって清水駅の脇にあるカフェに40人くらい?有志の同級生が集まった
思い出は消えかけていたけど、全員見覚えのある顔で
個人的には特に会話が弾むというかんじもありませんでしたが
再会ってのもいいもんだな、なんて思っているうちにウィルス騒動がはじまって
同窓会はまぼろしとなりました
それから4年近くがたとうとしたころ
静岡同窓会(’23 11月、以下アソシアと呼ぶ)の少し前に幹事をしてくれている同級生から
来年の関東同窓会用のチラシの制作をお願いすることになること、
詳細はアソシエで、と伝えられました
同窓会の告知のチラシをつくるなら「制服を着た男女の学生」を描きたいなどとおもいながら
アソシエに出席し幹事のM嬢が作ってくれた叩き台を受け取りざっくりと話を聞く
’23の6月に再開された関東同窓会は例年どうり東京で開催されました
それを’24 は横浜で開催することになりました
これは運営側にとってなかなかの決断だったということで
横浜をフィーチャーしたものが好ましいというオーダー
この話を聞いた瞬間に頭に浮かんだのは「みなとみらい」と「波止場」
それから、この叩き台で目を引くのは帆船「日本丸」
これは関東同窓会長(杉本さん 28回生)が撮影したとキャプションがついています
この写真をみたときに思い出したのは
小6の図工の授業の、木製のオルゴールに彫刻刀で絵付けをする課題です
親戚のおじさんからもらった世界の帆船が紹介されている小さな図鑑の中から選んで日本丸を彫りました
苦戦したことを覚えていて、43年ぶり?にもう一度「日本丸」を描いてみたくなりました
ちなみに伊丹先生はこのとき人工衛星を彫ったそうです、マニアック w
これだけ材料がそろえばチラシのビジュアルは作れると判断し
アソシアから一月ほど経過した頃、時間に余裕があった週末にチラシのラフを作りました
まずはコピー用紙にざっくりとスケッチ
次にPCでスキャンしたスケッチの画像データと叩き台に記載されている情報をA4サイズにまとめます
関東同窓会の会員に郵送されるチラシということは高齢の方も受け取ります
だれがみても日時、場所などの情報が読み取りやすいレイアウト
イラストのモチーフはインスピレーションをうけたもの
テーマは「再会」
「同窓会のチラシならこんなかんじでどうでしょう?」
そんな軽いテンションでチラシのラフができました
ただし、この時点でサブタイトルの「歴史と未来が交差するみなと」は仮
叩き台を受け取った自分はこれでいいんじゃないかとおもうのだけどM譲は納得がいかない様子
とくに新しいアイデアも浮かばずこの件は一旦保留とすることにして
作業を進めながら考えることに
幹事のM譲にこのラフをメールしたのが12月12日
年明けの同窓会長を含めたミーティングで検討するという返事をもらって年を越しました
’24 としも明けて一月も終わる頃
提出したラフでOKの返事をもらい早速作業を開始
最終的にイラストをステンシルで紙に版画したものを
スキャンし画像データにして印刷用の原稿を作るための準備です
具体的にはPCでイラストレーターというアプリを使って
スケッチをトレースしたり形を補正したりしつつ色も考えながら
さらに、まだ確定していないサブタイトルも考えながら
こういったながら作業を重ねていくうちに、ビジュアルの世界に没入していくわけです
最初の罠は日本丸の帆の向きと張り具合でした
ラフを眺めているうちにこの描き方だと日本丸は着岸しないで
男子学生を通り越して行きそうに見えてしまいました
どんな風に帆をかけばいいかんじに着岸できるか
調べ始めたら沼に陥りそうだったので
あくまでもイメージと割り切り想像しました w
そんなことをしているうちに幹事のM譲から連絡がありました
GW頃に郵送で配布するために進めていたチラシとは別に
今年の卒業生に向けたチラシを卒業式に配布したいとのことでした
当初の予定に従い、紙に版画するところまで進めるのはスケジュール的に無理があるので
卒業式用のチラシは作業を進められるところまで進めた上で
制作途中の状態を印刷することで話がまとまりました
2/12に印刷用の原稿を提出して刷られたものがいまあなたが手にしているものです
つづく