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ステンシル 〜 そもそもの始まり

さて、何をしようかな?

 

新しくオフィシャルサイトを開設するにあたって新しくブログも始めることになった。

まずは今自分がやっているステンシルがどのように始まったか書いてみようと思う。

ステンシルだけで作品を成り立たせようと思ったのは2013年の8月、

タイのチェンマイで生活していた時。

それまでは1997年に始めたろうけつ染めを続けていて、
その作品の中で部分的にステンシルを用いることは珍しくなかった。

作品以外でも、内装業を手伝ったり個人的な遊び、

例えば好きな曲を集めてコンパイルしたCD-Rの盤面に一手間加えたいときなど

何かとステンシル、つまり型を彫ってスプレーまたは筆で着色することは好きで親しんでいた。

日本からチェンマイに引っ越したのが2012年、

一年間はある組織に属しそこでスタッフとして動き 2013年にその組織を離れ、

フリーランスになった時さて、何をしようかな?というタイミング。

 

なぜステンシルだったのか?

 

ろうけつ染めをする環境を準備するのには無理がある状態だったのでそれ以外で考えた。

条件としてひとつの作業台で全てが完結すること、

さらに言えば、一つの部屋で作品の制作以外のこと、

つまり炊事や睡眠もできることも考慮した。

絵を描いて生活することには憧れがあるのでキャンバスを手に入れてペイントもしてみたけど

気がつくと丁寧に仕上げようとして塗り絵になってしまう。

どうせ塗り絵になってしまうならやっぱりステンシルがいいのではないか。

スプレーを使うとどうしても顔料が部屋を舞って積もるので筆でやっていこう。

もともと染色をやっていたこともあって、布に表現すること自体も好き。

さいわいチェンマイは市場に行けばいろんな布も売られているので

染色の技法の一つとして本格にステンシルを始めることにしました。

 

ステンシル stencil
何をしようか考えているときに試作したステンシル
ステンシル 摺込筆 摺込刷毛
日本から持って行ってた摺込刷毛と摺込筆

 

Shigenosuke | イラストレーター「しばきり しげゆき」オフィシャルサイト

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